ナカセ生活デザイン事務所
ブログ「未来を思う」
未来を考える切っ掛けになれば幸いです。
No26、【前編】続DAOの世界 2025/6/30更新
DAOをご存じですか? 構成員に上下が存在しない組織です。 構成員で話し合い、皆が納得して決めていく組織のことです。 株式会社も存続すると思いますが、 このDAOという組織が新しい働き方になると思います。
私の考えているDAOの大まかな運用方法です。 構成員で話し合い、決めごとがあるときは投票をおこないます。 どんな仕事(タスク)があるか洗い出します。 洗い出した仕事(タスク)で自分ができそうなこと、 やってみたいことを引き受けます。 仕事(タスク)を引き受けると、 貢献内容にあわせてトークンという対価が自動で配分されます。
この一連のすべてが、ブロックチェーンに残ります。 ブロックチェーン上にあげたものは、みんなでデータを持っているので改ざんできません。すべてが明白になります。 また、最初に取り決めた対価をプログラムで自動配分するので、 人を介することがないために、人為的な不正が起こらないと考えられています。 この仕組みを実行するプログラムをスマートコントラクトといいます。
トークンは自分でも簡単に作れます。 先日確認したところ、 有名な暗号資産のように資産になるものは、 個人の場合は手元を離れたときに利益を雑所得で申告します。 利益を計算するための原価の計算方法は2つから選べますが、 前もって税務署に届ける必要があります。 (2025年6月15日現在)
黎明期ですので、いろいろなことが整備されていないうえに、 法も変わっていきますので、 国会中継などご覧になるとリアルタイムで現状がわかると思います。 行動するときは、法律等確認してのちのち困らないように注意してくださいね。
【後編】へつづく
参考文献:国税庁WEBサイト、暗号資産等に関する税務上の取扱い及び計算書について(令和6年12月)より暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(情報)PDFファイル
No27、【後編】続DAOの世界 2025/7/29更新
DAOをご存じですか? 構成員に上下が存在しない組織です。 構成員で話し合い、皆が納得して決めていく組織のことです。 株式会社も存続すると思いますが、 このDAOという組織が新しい働き方になると思います。
最近ではダブルワークOKな会社もありますが、 多くの場合は1つの会社に採用されると、 その1社のみで働く方がほとんどだと思います。 役員として複数の会社で働くことや、 出向して他会社で働くことはありますが、 自分の意志で自由に働く印象ではありません。
私の思い描くDAOは、 ある仕事があったら、 やりたい人が集まって仕事をして、 仕事が完結したら解散する。 そんな印象です。
立ち上げが好きな人は、 立ち上げ時に加入して、 仕事が通常運転に入ったら抜けていく。 そのかわり、 通常運転をそつなくこなせる人が代わりに加入する。 仕事終いのときは、 仕事終いを得意とする人が加入して進める。
そんなDAOがいくつもあって、 様々な人が構成員でいる。 構成員は重複してもよいし、 いろいろなDAOに顔を出すことができるから、 人と人の繋がりが広がる仕組みだと思います。
信頼関係がないと成り立ちませんが、 自分が今興味のあることを仕事にできることが楽しいし、 同じ目標に向かう人たちと仕事ができることが、 人生の喜びにつながるのではないかと思います。
そんな世の中をみんなで作っていくのも、
大きな意味でDAOなのではないかと感じています。
「自分ができることを丁寧におこなう」
ことが大切だと思います。
このことは、自分も日々練習中で失敗も多いです。
「次回は大丈夫!」を繰り返しつつ、
思い描いたDAOの世界がくるのを信じて、
過ごしていきたいと思います。
No28、人格と意識 2025/8/2更新
意識についてある人と話しました。
AIは意識を持つことができるのか。
そもそも意識とはなんなのか。
結局わからないということで話終えました。
最近たまたま待ち時間に1冊の本を手に取りました。
1994年頃に出版された本で、
「ビリー・ミリガンと23の棺」です。
そういえば昔、24人の人格を持った人が話題になっていました。
たぶんこの方です。
少し読んだだけですが、
本人も周囲の人たちも大変な思いをしたそうです。
その後23人の人格は消えて、もともとの人格のみが残りました。
それぞれの人格にはそれぞれ意識があったのだと思います。
意識について謎は深まるばかりです。
AIが自分には意識があると言ったとき、
それは何を意味しているのでしょうか。
人はどう対応するのでしょうか。
近未来を考えるうえで重要だと思います。
参考文献:「ビリー・ミリガンと23の棺(下)」著ダニエル・キイス
No29、義務教育について 2025/10/27更新
義務教育の内容は、
生活するうえでとても大切なことばかりだと思います。
いろいろなものに触れて、
自分の興味のあるものを探す手掛かりになります。
何事にも計算や文字は必要です。
算数や数学は生きていく上でそんなに必要でないという人もますが、
義務教育でさわりだけでも勉強しておくと、
いざ必要になったときに1から勉強しなくて済みます。
そんな大切な義務教育ですが、
実は私はどこで勉強してもよいと思っています。
何ならオンラインで全国同一の内容でよいくらいに思っています。
通信教育ですね。
たまにはスクーリングして小学校や中学校へ登校する。
ホームルーム担任の先生がいてオンライン、オフラインで助けてくれる。
いわゆる読み書きとそろばん(計算)などは授業をする必要がないので、 先生に「時間のゆとり」ができて、 「子どもたちの人としての成長」を考えるための 先生の「心のゆとり」が増すように思います。
そもそも私は子どもたちにはおおらかに育ってほしい。
そのためには、先生にじっくり考える時間が必要だと思います。
先生に「時間のゆとり」ができるような義務教育の仕組み作りが
とても重要だと思います。